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キューの握り方

ボールを狙った場所に撞く(狙った所へ送る)には、まずはキューを正しく握ることが必要です。右利きの場合は、右手でキューのグリップ部分を握ります。基本的にはキューの重心から10cm程度後ろくらいがちょうどバランスが良いと思います。この位置が前すぎたり、後ろすぎたりするとキューがぶれてしまいボールを撞きにくくなりますし、手玉の狙った所(撞点)を正確に撞く事が難しいです。

握り方は、親指と中指でキューを支えるように持ち、他の指は添える程度にします。無駄な力を入れる必要はなく、手の平はグリップに触れるか触れないかくらいに持ちます。キューを前に撞き出す時は右手の指をそっと締める感覚で、後へ引く時は右手の指を緩める感覚でやった方がストロークする時にキューがテーブルの地面から水平に動くので理想的です。

初心者の方などによく見られるのですが、がちがちに力を入れてグリップを握りこんだり、親指でキューの上側を押さえていたり、手首が反り返ったりしていてはキューを自然に動かせないので気をつけるようにしましょう。

ブリッジの作り方

一般的なブリッジ

ブリッジ(Bridge)とはキューを握っていない方の手で作るキューの支えのことす。このブリッジがきちんと固定されていないとキューがぶれやすく、ミスショットの原因となってしまうので、正しいブリッジを作れるようにしましょう。ここでは基本のブリッジである、スタンダードブリッジの作り方をまず紹介します。スタンダードブリッジはゲーム中に最も使う頻度が多いブリッジです。ブリッジを作る位置は手球から15cm~25cmほど手前を基本とし、弱く撞く時は若干近づけ、強く撞くときは若干遠ざけます。

まずキューを握ってない方の手を指を伸ばしたまま大きく開きテーブルに置きます。その位置から人差し指を上げ、中指を親指に近づけると自然と高さが生まれます。次に親指を中指の第2関節あたりに当て、人差し指を親指の2番目の関節につけると輪が出来ます、ここにキューを通せばブリッジ完成です。写真のように親指を中指の2番目の関節に当てて人差し指でキューを囲むようにします。

ブリッジの種類

手玉の位置によっては普通のブリッジでは撞きにくい場合があります。都合に合わせて撞きやすいブリッジを使う必要もありますので以下の色んなブリッジの作り方を参考に応用してください。

Open ブリッジ
手玉がクッションに付いている時のブリッジ
手玉がクッションから近い時のブリッジ

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