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琵琶湖

名古屋から滋賀県の長浜市を経て琵琶湖の湖畔を走り、次の目的地である天橋立に向かった。湖が見えて来たので琵琶湖だと分かって、山の斜面に車を止めて琵琶湖を眺めた。これは湖ではなく海のような気がした。車で走っている途中から見る琵琶湖は時々陸地が見えないくらい広かった。ところどころ車用のトンネルがあって車を止めて湖の辺に立って見た。水は透明で砂利がそのまま見えるくらい綺麗だった。

琵琶湖が日本一大きい湖なのは日本の地図を見ると人目で分かる。琵琶湖の大きさを自分の目で実感したかったのでこの道を通ることにしたのだ。マキノ町に着いたら浜水泳場もあり、30キロほど離れた湖の反対側の長浜市や彦根市は見えずまるで海水浴場みたかった。マキノ町から小浜へ向かうともう琵琶湖は見えなくなる。その代わり小浜から舞鶴を通って天橋立はでは右手に海が見えて来るだろう。舞鶴への道沿いには松の林もあって、この辺では松林として知られているらしかった。

まいづる(舞鶴)

舞鶴に着いたら港に軍艦が多くアメリカの星条旗が掲げられた船も目立っていた。後で知ったけど舞鶴は軍港で有名らしい。舞鶴という地名からすごく綺麗な自然や景色を期待したのに軍艦を見るとはちょっとがっかりだった。

天橋立

あまのはしだて(天橋立)は仙台の松島、広島の宮島とともに日本三景の一つである。今回の日本旅行の初めに仙台の松島に行って美しい景色に大満足したので、天橋立も良いに間違いないと思ってた。入口のある食べ物屋さんに車を止めたら、シーズンでも無いから帰るまで1000円で駐車してもよいと言われ、車を置いてゆっくり歩くことにした。

台風の影響で雨が降ったり止んだりで風も強かったのに、そんな中をご飯も食べずに歩き回っていた。きっと他人が見たら可笑しい人やなと思っただろう。水に足を入れてみたり、松林を歩いたり、天橋立の反対側まで行って写真を撮ったりしていたら、いつの間にか空が晴れて虹までかかっていた。日本で虹を見たのは初めてだし、よく考えて見ると虹を見たのはいつの事だったのか分からなく、それほど虹は嬉しく感じた。

夕飯は、天橋立入口周辺の綺麗な店でのんびりと外を眺めながら食べたかった。それで橋の周りにある綺麗な店に入ったら、懐石料理しか売っていなくて、本日の食材はすべて使ったと言った。懐石料理は高いしむしろよかったかもしれない。とにかくこの店の人に紹介されたのが富田屋という店だった。宮津駅すぐ前のこの店は、値段もとっても安く、こじんまりしていて地元の人にも評判が良いらしい。野菜炒め、ビール、刺身などを頼んで一杯飲んでから、京都に向かった。

伊東温泉・白浜 京都