長万部
室蘭を出て3,4時間くらい走ったら海に沿ってまっすぐできた海岸線が現れた。その一直線の道路を走っていたら、道路沿いにある長万部市場が見えた。北海道の中でも田舎であろう所に市場があるからどんなものを売っているか知りたくなって車を止めた。
長万部市場前の駐車場に車をとめて市場を見たらカニという単語が一番目立つ。カニ釜ゆで、活ガに、カニめしなどどうもこの市場はカニ専門の市場らしい。市場の中に入ったら思った通りにカニだらけだった。市場の入口のところにカニめしを売っている店があった。カニめしのお弁当が800円で安く、私はカニが大好きだしどうも長万部に来てカニめしを食べないで帰ったらすごく損するような気がしてカニめしのお弁当を1個だけ買って車に戻った。長万部に来る前に海岸線沿いにあった牧家という店でご飯を食べたので、このカニめしは大沼に着いたら食べるつもりで買った。
次の目的地である大沼公園まではここまで通りに海岸線をずっと走らなければならなかった。当然いろんなことを考えながらハンドルを握っていて、ふと長万部という地名はめずらしいなと思った。おしゃまんべ(長万部)・・・とても日本語らしくない名前だなと思った。まるでアフリカのどこかの国のことば見たいに感じた。東京にもどってから調べてみたらどうも長万部という地名はアイヌの言葉らしい。