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大沼

大沼と駒ケ岳
大沼公園 大沼・駒ケ岳
大沼・駒ケ岳 大沼と駒ケ岳

長万部市場でカニめしを買って午後3時頃になって大沼公園に着いた。大沼公園はかなり広く見えたし、この次には函館の夜景を見なければならないので、大沼公園観光案内所に入って大沼公園一番の写真スポットは何処かって聞いたら、案内所の女の子がいい写真が写る場所を親切に教えてくれた。

他の場所も教えてくれたけどここが一番だと言ってたし、車でざっと回っている内にどこも似たり寄ったりでやはりここが一番だなと思って車を止めた。ここまで来るのにかなりハードなスケジュールで、まだご飯も食べてない。花よりも団子だ。車の中で長万部市場で買ってきたカニめしのお弁当を出して食べた。ご飯の上にカニが一杯のっかっていて800円は安いなぁと思いながら美味しく食べた。おかげで写真を撮る時には少し日が暮れ掛けていた。

キャンプ場を通り抜ける、木で作られた橋のような小道を歩いて行ったら、駒ケ岳をバッグにした大沼の景色が見えた。周りには人はもうだれもいなくなって、すこし怖い感じがしないわけでもなかったけど、小さい船着場があってその上に座り、駒ケ岳をじっと眺めていたら自分がまるで自然の一部になったかのような錯覚までした。

大沼公園は東京でお世話になっていた佐藤さんのおすすめで来ることになっていて、インターネットで調べたら景色がとても綺麗で私も写真とりに行きたいなぁと思ったところだ。大沼公園では写真をとったり、湖や駒ケ岳を眺めたりしながら約1時間ほど過ごした。大沼のほとりでぼっとして遠くを眺めながら緑の間に浮かんている湖や駒ケ岳の景色、森の匂い、涼しい風、そしてフェードアウトしていく光を体で感じていた。大沼公園は三保の松原、耶馬溪とともに新日本三景に選ばれていて今回の旅行でその理由が充分に分かった。大沼の次は函館に行って100万ドルの函館の夜景を見ることにしているけどとても楽しみになって来たので大沼公園を車で一周してから函館へ向かった。

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