北海道江差町
昨日の夕方に松前を出て海岸線をずっと走り江差に着いたのは夜の10時頃だった。まず江差駅に行ってパンフレッドを取って、腹が減ったので店を探した。店頭に定食と書いていて外から覗いたらお酒も飲めるような店があってそのまま入った。女社長一人で商売しているらしかった。焼き魚定食を頼み、少し安心感もあったのでビールも一杯だけ頼んだ。魚は美味しく、カウンターの席だったから女社長と色々話をしていたら、酔っ払いが二人入ってすぐに出て行ったので。店には店長と私二人しかいなく、ご飯のあと30分ほと江差は観光客が一杯来るのかとか6月はまだシーズンじゃないので観光客はあんまり来ないとか会話をしてから店を出た。江差は新日本観光地100選に選ばれていたので旅行のスケジュールに入れたけど、大きいホテルもないらしく、夏のシーズン前の江差は人が少なくなんとなく寂しい感じだった。
店を出てかもめ島の入口に車を止めて車中泊まりをした。シートを倒したら夜空が目の前に広がっていてまるで雲の上で寝ているような感じがした。今日は朝から青森の大間港→函館港→松前を経て、初めての北海道で、初めての宿泊は空を屋根にして寝ることになったのだ。東京を出る時は梅雨の影響で岩手の花巻までは雨模様だったのに、北海道は梅雨を知らない青空で空気にも湿気がなくとても爽やかな気持ちになった。
朝起きてかもめ島にある階段を登りキャンプ場を散歩した。階段を登る前の海には瓶子岩があり、岩の前にある板にはここがかもめ島なんだよと言わんばかりにカモメ一羽が座っていた。かもめ島のキャンプ場を一周するのに約30分。キャンプ場には綺麗な灯台もあった。下に下りて堤防を歩いたりもした。江差を離れようとかもめ島の入口に戻ったら海洋丸という帆船があって青少年館として使われているらしかった。江差は北海道開拓時に港として小樽や札幌に行く前の前進基地として重要な役割をしていたようだ。海洋丸はその時代の帆船だった。
北海道江差町:しげじろう(繁次郎)
江差を出て車で5分くらい走ったのかな、海岸線沿いにこんなユニークな銅像が立っていた。面白い顔をしていたから車を止めて確認したらしげじろう(繁次郎)だそうだ。江差町の繁栄を願って建てたそうで、おそらく口にしているのはお酒だったと思う。近くから見るととても可愛いくユニークだった。カモメ島をバッグに繁次郎を後にして熊石へ向かった。