大谷焼/鳴門市
およそ200年の歴史をもつ大谷焼は、蹴りロクロと呼ばれる独特の技法が伝えられ、その大物陶器は日本一を誇っています。湯飲みなどの実用的な製品の開発や、若手作家の意欲的な取り組みも盛んで、素朴な風合いの愛好者が増えています。大麻町大谷一帯には窯元が集まり、陶芸体験をすることもできます。 |
霊山寺/鳴門市
四国霊場1番札所。天平年間(729~749年)に、聖武天皇の勅願により僧行基が開基したと言われ、いまも“一番さん”の愛称で親しまれています。入母屋造の仁王門をくぐれば、静かなたたずまいの古刹が開け、四国八十八カ所巡りへの思いを新たにします。 |
鳴門市ドイツ館/鳴門市
第1次世界大戦中、大正6(1917)年から約3年間、日本捕虜となったドイツ兵との交流を記念し収容所跡地に建設されたメモリアルミュージアム。ドイツ風のモダンな洋館で、館内では当時のドイツ人の自由な暮らしぶりをミニチュア模型や写真などで詳しく紹介しています。近くには、ドイツ村公園や捕虜となったドイツ人が造ったドイツ橋などもあり、その歴史を今につたえています。 |
吉野川と眉山1/徳島市
洪水をたびたび起こす吉野川は、別名“四国三郎”と呼ばれる気性の激しい川でしたが、現在は河川敷公園なども整備され、県民の憩いの場となっています。また、標高277mの眉山山頂はモラエス館や桜の名所としても知られ、麓からはロープウェイで登ることができます。 |
吉野川と眉山2/徳島市
古来より吉野川とともに徳島を見守り続ける眉山は“眉の如雲居に見ゆる阿波の山……”と万葉集に詠まれたことにその名が由来するといわれる優美なシルエットの秀峰。絶景が楽しめるビューポイントとして知られ、標高277mの山頂には展望台のほか、徳島をこよなく愛した明治・大正時代のポルトガルの外交官で文筆家モラエスの遺品や作品などを紹介するモラエス記念館などがあります。 |
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