日本観光手帳
 
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栗林公園(偃月橋) 栗林公園(偃月橋)/高松市 
約370年前、高松藩主・生駒高俊公が別邸を築いたことに始まり、高松藩が何代にもわたって築き上げた天下の名園、栗林公園。回遊式大名庭園「南庭」とやや近代的な趣の「北庭」に分かれ、“たいこ橋”の愛称で親しまれる偃月橋がかかる池には、優雅に鯉が泳いでいます。

栗林公園(もみじ) 栗林公園(もみじ)/高松市 
緑の紫雲山を背景に6つの池と13の築山からなり、その変化に富んだ美しさには、特別名勝(昭和28年指定)と評されるほどの懐の深さを漂わせています。四季それぞれ、「一歩一景」といわれる栗林公園は、秋の表情もまた素敵です。

栗林公園(根上り五葉松と掬月亭)/高松市 栗林公園(根上り五葉松と掬月亭)/高松市 
緑の紫雲山を借景に6つの池と13の築山を配した江戸時代の大名庭園。国指定の特別名勝。南湖の西のほとりには、江戸時代の初期に生駒家によって建てられたといわれる清楚なたたずまいの茶室「掬月亭」があります。そして、この亭の庭先には、徳川11代将軍家斉公ゆかりの銘松「根上り五葉松」が根を地上1m余も露出させ、見事な枝ぶりとともに風趣あふれる景観をみせています。

栗林公園(春)/高松市 栗林公園(春)/高松市 
およそ370年の昔から歴代高松藩主が100余年の歳月をかけて完成させた池泉回遊式大名庭園。国の特別名勝に指定されており、紫雲山を借景に6つの池と13の築山からなる園内は、作庭の妙はいうにおよばず、四季おりおりに季節の花が咲きほこり、“一歩一景”といわれるほどの美しさ。春には樹木が芽吹き、桜が一斉に花を結び、あたりの風景さえもうす桃色に染めあげていくようです。

栗林公園(南湖雪景色)/高松市 栗林公園(南湖雪景色)/高松市 
約75万haの広大なひろがりをもつ栗林公園は南庭と北庭に分かれおり、南庭は早くから築庭され江戸時代初期から中期の優れた造園手法を今に伝える小堀遠州流の珠玉作。南隅にある小高い展望地の飛来峰から南湖を一望すれば、ゆったりと弧を描く偃月橋、楓嶼・天女島・杜鵑嶼の3島と仙磯、ほとりに建つ掬月亭などが風雅なたたずまいをみせ、冬には枯山水の世界へと誘ってくれます。

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